世界とつながる
投資のキホン
INVESTMENT
我々が人生を送るこの世界は
経済活動によって成長してきた。
投資がさらに世界との結びつきを
深めてくれるかも。
NZAMと一緒に考えた、
投資と個人のかかわり方について。
投資は世界とかかわるひとつの手段。
現代人が暮らすこの世界は、経済活動を基盤に常に変化を遂げてきた。人びとの希望の生き方や求めることを満たすように、事業を行う会社が生まれ、それらの企業がサービスや商品を世にリリースすることで、人間社会はアップデートされ今の世の中がかたちづくられてきた。変化するもの、新しく生まれるものによる恩恵を享受して、我々の暮らしは前へ進み、より豊かで幸せな社会へと進んでいる(少なくともそう願っている)のだ。
この社会はいろんなものを動力にして前進している。たとえば労働や人びとのコミュニケーション。投資活動もそのひとつだ。価値あるものを提供する企業は、自分たちで得た利益とともに、外からの応援として投資を受け、それを燃料として成長を繰り返している。
仕事に打ち込んだり、家族のケアをしたり、趣味に没頭していたり……。我々は暮らしのなかで常に社会とかかわりつづけているが、さらに一歩踏み込んで、投資という手段を通じて社会にコミットするのも素敵な考えではないだろうか。自分が投じた応援資金が、社会のアップデートの一助となり、めぐりめぐってその恩恵を一人ひとりが享受する。
投資によってかかわれる経済活動は多岐にわたる。かつて旅をした国に投資をすれば、出会った市井の人びとの暮らしの向上に寄与することになるかもしれない。NZAMいわく投資をすることは、自分が社会の一員であることを能動的に自覚すること。当事者として、さらに世界について好奇心が湧いてくる。TRANSITが考える旅の意味と一致する。投資の還元も得られれば社会全体だけでなく、もちろん自分の幸せにもつながるのだ。
選択できる投資行為は多様にあり、旅の仕方が人によって異なるように、どんな投資が向いているかも人それぞれだ。たとえば投資信託。自分には何が向いているのか、旅先を検討するように、投資についてもNZAMとともにこれから少しずつ知っていこう。
世界のGDPと人口の推移予測
世界は成長をつづけている
不景気なニュースが飛び交う日本では実感を得づらいが、広く外に目を向けてみれば、我々が生きる世界は経済的には成長していく見込みが高いことがわかる。それを支えるのは人口増加だ。日本など先進国では人口減が問題視されているが、グローバルサウスと呼ばれるアジアやアフリカの新興国では少なくとも2100年まではさらなる人口増加がつづくと予測されている。また、爆発的に普及し始めたAIによって労働生産性が高まり、この先10年で世界のGDPが7%増加する、というレポート結果を出した金融機関もある。
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