世界とつながる
投資のキホン
INVESTMENT
我々が人生を送るこの世界は
経済活動によって成長してきた。
投資がさらに世界との結びつきを
深めてくれるかも。
NZAMと一緒に考えた、
投資と個人のかかわり方について。
What’s
the Investment
Trust Products?
TRANSIT編集部が聞く、NZAMが答える!
投資信託商品ってなんだ?
数ある投資信託商品のなかから
どうやって選べばよいのか……。
まずは投資信託商品の種類や特性を見渡してみよう。
QUESTION1
投資信託商品には
どんなものがあるの?
資産の種類や、投資先の地域によって、いろいろな組み合わせがあります。
投資家から集めたお金を、専門家が分散投資して運用する「投資信託」。その投資先は、大きく分類すると「資産」(株式、債券など)と「地域」(米国、日本など)という軸があります。投資対象となる資産や地域、その組み合わせによってリスクとリターンの水準が異なります。それぞれの特徴を理解して選択しましょう。
QUESTION2
投資先の組み合わせによって、
どんな違いが生まれるの?
リスクとリターンが変わります。
投資信託は複数の資産に分散投資するものですが、投資対象となる資産や地域によって、リスクとリターンの振れ幅は異なります。一般的に、株式やREITは債券に比べて振れ幅が広くなります。また、海外は為替変動の影響もあるため国内より振れ幅が広く、とくに新興国は社会情勢等によるリスクも伴います。リスクとリターンは表裏一体の関係にあり、「ローリスク・ハイリターン」な投資は存在しません。どの程度のリスクを引き受けられるかを考えて、自分の投資経験や、目的、ライフステージに適した商品を見極めることが重要です。
自分のリスク許容度をしっかり考えてみる必要があるね!現在の自分の収入や資産額、投資経験、今後のライフイベント、自身の性格を客観と主観の両面から改めて考えてみようかな。
※これはイメージ図であり、具体的な数値を示すものではありません。
資産の種類ごとに、リスク・リターンの大きさは違う!(右にあるタイプの資産ほど、高い収益が期待できる一方、価格が変動する幅も大きくなる)商品の組み合わせやその配分でリスクを抑えたり、期待する運用成果に近づけることもできそう。
QUESTION3
投資信託の運用方法は
どのようなものがあるの?
運用形態を大きく分けると、インデックス運用、アクティブ運用の2種類があります。
インデックス運用は、株価指数等の基準となるインデックス(市場指数)に対して連動する運用成果を目指します。運用の基準となるインデックスはベンチマークとも呼ばれます。一方でアクティブ運用は、株価指数等の基準となるインデックスを上回る運用成果を目指します。専門家が緻密な調査や分析に基づき、ベンチマークを上回る運用成果を目指して運用するため、運用コストが高い傾向があります。
運用の基準となるインデックス
(市場指数に対して)
似た値動きを
目指す
インデックス
運用
上回る成果を
目指す
アクティブ
運用
たとえば、「国内」の「株式」を「インデックス運用」したり、「海外」の「先進国」の「債券」を「アクティブ運用」する投資信託など、いろんなバリエーションの商品があるよ!
これまで訪れた国々に
思いを馳せながら、
「どの国のどんなものに
投資しようかな」って
考えたりするのも
おもしろいかも!