会社案内
お客さま本位の業務運営に関する取組⽅針
1.お客さま本位の業務運営に関する取組⽅針の策定・公表
農林中金全共連アセットマネジメント株式会社は、受託者責任を全うすることを第一に掲げた「経営理念」の実現に向けて、金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」をすべて採択するとともに、本方針を定め、引き続きお客さま本位の業務運営に努めます。また本方針は定期的に見直しを行いながら、取組状況を定期的に公表し、より良い業務運営の実現に努めます。
【成果指標(KPI)】
顧客本位の業務運営に資する、各種勉強会・セミナーの開催件数
<2023年度の各種勉強会・セミナー開催実績>
「5.重要な情報の分かりやすい提供」「6. お客さまにふさわしいサービスの提供」に対応するもの:536回(お客さま向け勉強会・セミナー開催件数)
「2.お客さまの最善の利益の追求」「7.役職員に対する適切な動機づけの枠組み等」に対応するもの:18回(社内研修・勉強会など)
2.お客さまの最善の利益の追求
私たちは、⾼い倫理観の下で受託者責任を全うする資産運⽤会社として、不断に専⾨性の向上に努め、ニーズに適った投資⼿段を提供することを通じてお客さまの利益に貢献していきます。 またこうした経営理念が、企業文化としてより一層定着するよう努めます。
私たちは、誠実公正に業務を行い、お客さまとのお取引に際し、お客さま本位の良質なサービスを提供し、お客さまの最善の利益を図ることにより、みなさまから信頼される企業として、安定した事業運営の維持を目指します。
3.利益相反の適切な管理
私たちは、お客さまとの間で利益相反の可能性がある⾏為について、その⾏為類型や特定⽅法、管理に関する事項等をあらかじめ「利益相反管理のための基本⽅針」等に定め、お客さま本位の業務運営が確保されるよう、利益相反管理の態勢を確保するとともに、その⾼度化に取り組んでいきます。
4.⼿数料等の明確化
お客さまにご負担いただく販売⼿数料、運⽤管理費⽤(信託報酬)およびその他の費⽤について、当該費⽤がどのようなサービスの対価であるかの説明も含め、わかりやすい情報提供に努めます。
5.重要な情報の分かりやすい提供
お客さまとの情報の非対称性があることを踏まえ、ファンドの仕組み、投資対象や投資⽅針およびリスクとリターン、取引条件、販売対象として想定するお客さまの属性や、ご提案にあたって当該商品を選定した理由、お客さまとの間で利益相反の可能性がある場合にはその内容及びこれが取引又は業務に及ぼす影響など、投資に際して重要な情報について、より重要な情報についてはグラフなどの活用により特に強調するなどして注意を促し、お客さまの取引経験や金融知識を考慮の上、明確かつ平易で誤解を招くことのない、誠実な内容のわかりやすい情報提供に努めます。
複雑又はリスクの高い商品の販売・推奨等を行う場合には、お客さまにおいて同種の商品の内容と比較することが容易となるように配意した資料を用いつつ、基本的な構造を含め、より分かりやすく丁寧な情報提供がなされるよう努めます。なお、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等をすることは行っておりません。
6.お客さまにふさわしいサービスの提供
お客さまの投資⽬的や投資ニーズ、取引経験、知識及び資産状況等を踏まえ、お客さまの属性や資産運用にかかるご意向等を確認し、安全資産と投資性資産の適切な割合を検討した上で、必要に応じて類似商品・代替商品等との比較提案を行いながら、商品・サービスの提供に努めます。
また、お客さまにふさわしい商品・サービスの提供が⾏われるよう、従業員の専門性向上に努めるとともに、お客さま向けの各種資料や勉強会・セミナーを通じて情報発信を行い、商品の特性を踏まえた、販売対象として想定するお客さま属性の特定・公表を含めて、販売会社への適切かつわかりやすい情報提供を⾏います。
商品販売後も、お客さまのご意向に基づき、長期的な視点にも配慮した適切なフォローアップを行います。
特に、複雑又はリスクの高い金融商品の販売・推奨等を行う場合には、商品や顧客の属性に応じ、当該商品の販売・推奨等が適当かをより慎重に審査するよう努めます。なお、金融取引被害を受けやすい高齢のお客さまへの商品販売の推奨等や、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等をすることは行っておりません。
7.役職員に対する適切な動機づけの枠組み等
「経営理念」および「共有する価値観(経営姿勢・⾏動指針)」をあらゆる場⾯で業務のよりどころにしており、⼈事制度の設計・運営にも反映させています。
また、社内外の研修や勉強会等を通じて、⾼度な専⾨性を有し誠実・公正な業務を⾏うことができる⼈材の育成に努めます。
⾦融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」に関して、実施する内容及び実施しない代わりに講じる代替策の内容については、経営計画・業務計画とあわせて、定期的なミーティングや各種社内会議などを通じて、これらに携わる従業員に周知するとともに、業務計画は各従業員の業績評価にも反映されており、自発的にお客さま本位の業務遂行に取り組む体制の維持・強化に努めております。
(プロダクトガバナンスの取組みについて)
当社はお客さま本位の業務運営に関する取組方針のもと、お客さまの最善の利益に適った商品提供を行うためにプロダクトガバナンス方針を定め、商品の組成・提供・管理のサイクルを通じて、お客さまにとってふさわしい商品の提供と品質向上に努めます。
以上