投資信託の基礎知識
預貯金との違い
(1)元本および一定の利息は保証されません。
投資信託は、株式や公社債などの特定の有価証券に対して投資することにより、そこから得られる収益を投資家に還元するいわゆる実績配当型の商品ですので、元本および一定の利息を保証するものではありません。
(2)預金保険(貯金保険)の対象ではありません。
投資信託は、そもそも元本および利息を保証する商品ではありませんので、預金、貯金、定期積金、元本補てん契約付金銭信託(貸付信託を含む。)といった元本および利息を保証した商品に対してその最終的な払戻しを保証している預金保険(貯金保険)の対象とはなりません。
(3)投資した資産の価値の減少を含むリスクは投資家(受益者)が負います。
投資信託は、株式や公社債などの特定の有価証券に対して投資することにより、そこから得られる収益を投資家に還元するだけでなく、そこから発生する損失についても投資家に還元します。したがって、投資家には、投資信託が投資した有価証券等の資産の増加・減少するリスク(変動する可能性)のすべての結果が帰属します。
投資信託と預貯金の運用の仕組みの違い
預貯金の場合には、リスクを金融機関が負っていますが、投資信託の場合には、リスクを投資家が負うことになります。